お読みいただきありがとうございます。
サラリーマン不動産投資家のモツです。
今回は私が初めて借金をして区分マンションを購入するにあたり、まずは区分ワンルーム投資の専門業者を訪ねてみたことを書きます。前回の話が興味あれば、こちら をお訪ねいただければ幸いです。
中古ワンルーム専門業者3社ほど接触しました。いずれも本屋さんに本がある(もしくはあった)業者です。
事前にメールと電話で相談をしており、私は自身の貯蓄額や年収などを積極的に伝えてました。いずれの業者も是非会いたいということと、事前に物件情報を渡され、それはよい物件で早く決断しないと売れてしまうというようなことを言っていました。
いただいた資料ではとても儲けるとは思えない物件でした。
私はすでに区分ワンルームを現金で購入して所有しており、未経験者ではないことにプラスしてサラリーマンの仕事柄、投資に詳しいのですが、そのことは特に何も言わずに進めておりました。
そして、その3社とは、業者のオフィスや物件現地で話をしました。3社ともメリットとして次のような感じで押してきていました。
①自己資金が少なくてもローンの紹介ができる。
②ローンの返済と経費を差し引くと1万円ぐらいの手残りがある。
③管理(家賃回収も含め)は私どもが受け持つので、面倒はない。
④年金代わりになる。
これを私は以下のように解釈しました。
①自己資金が少なくてもローンの紹介ができる。
→紹介されるローンはインターネットででてくるオリックス銀行とスルガ銀行であり、業者の強みにならない。自己資金は実は準備できる。
②ローンの返済と経費を差し引くと1万円ぐらいの手残りがある。
→購入時の諸費用、将来の修繕・家賃下落・空室の考慮が大変あまいシュミレーションであり、将来破たんするといっているようなものである。
③管理(家賃回収も含め)は私どもが受け持つので、面倒はない。
→将来の家賃下落・空室を引き上げる要因となる。また、それを回避するためには管理を工夫するための私の労働力が必要である。
④年金代わりになる。
→区分ワンルームであっても経営であり、そんな安楽なものではない。
そして、このうちの1社に、私が納得できる値段を提示してみました。その物件は業者が所有する物件でした。確か1200万円を1050万円ぐらいで提示した記憶です。
手順としては以下です。
①事前にメールで検討できそうと連絡
②なぜかすぐに電話がかかってきたが、その場はもうちょっと考えるといった
③メール送信で1050万円なら買いますと、指値を提示
④メール返信で「土地値にもならん」とか言い出して怒りだした
他の2社も似たような結果になりました。いずれも本屋さんに本がある(もしくはあった)業者です。
この実験の結果、中古区分ワンルームを借金をして購入するのは危ないなと考え始めたとともに、これ以上区分ワンルームを借金をして購入することは時間がもったいないと考えました。
そこで次なる手段をとってみました。
次回はそのことについて書きたいと思います。
なお念のため付け加えますと、中古区分ワンルームを借金をして購入して成功されている方もたくさんおられると思っております。そして、中古区分ワンルーム投資自体はよいものだと思ってます。
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