2012年に底地を買おうとしたことがありました。借りた土地は借地、貸した土地が底地です。土地を貸して地代を受け取るという投資です。価格が1000万円で年額賃料が約100万円、年間ランニング費用が約50万円なので利回り5%ぐらいでした。借地人と、売主である底地所有者がもめていることが売り出し理由でした。
旧法借地で契約書も何十年も昔の契約書で、すごく簡易なものでした。賃料はちゃんと振り込まれているとのことでした。
買って大丈夫なのかよくわからなかたので、リスクとリターンを勉強するために借地・底地に関する本は10冊ぐらい読んだと思います。そのうち、ここで紹介する2冊は良書だと思い今も本棚にしまってます。1冊は法律に関する本で、もう1冊は業者さんの本です。
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ある程度、リスクとリターンが把握できたところで購入したいと思いました。そして800万円の融資もうけることができ、手元現金の準備ができたところで960万円の指値を入れました。1000万円だと中古ワンルームを2戸買うほうがよいな、けれど960万円だったら経験にもなるだろうから買ってもよいかなということが理由での指値でした。
この底地は金額の折り合いがつかず買えませんでした。そして嫁からは、「そんな怪しい土地はいらん。しかも借地人が変な人なんでしょ。買えんでよかったんじゃない。」と言われました。
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