ある大企業の役員がこんなことを言っていたのを、ふと思い出しました。
2回転職しているのですが、1回目の転職の最終面接の時です。その面接の中で私の入社の意志と会社側の雇用の意志の合意がとれたような雰囲気になった時、その場にいた役員がこんなことを言っていました。
「うちに来ればレールは敷かれている。そのレールを進めば良いよ。安泰だよ。」
この方は「レールを進んできて役員になった自分は成功している」、と思っているのでしょうか。入社して思ったのが、確かにレールがマニュアル化されている。
1回目の転職当時は28歳。結果的に転職は正解でした。なぜなら、それまでお金に対して考えたことはほとんどなかったのですが転職後にある人と出会うことができて、お金の重要性に気づきだしたからです。気づきだした最初のうちは受け入れるのが大変に気分の悪いものでしたが、今は勉強してきてよかったと思ってます。
そして、1年もたたずに再度転職することになります。
あのまま何も考えずにその会社のレールを進んでいたら、今のように育児休業はとれなかったんだと思います。なにせ会社の敷いたレールの上に男性の育児休業はないのですから。
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