真のキャッシュフローにたどり着くために

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今回は何をもってキャッシュフローと言うのかという話です。

投資におけるキャッシュフロー、それは不動産であれば「賃料 ー 修繕費 ー 管理費・広告費 ー 税金」、株式や投資信託なら配当所得、債券の利息、あとキャピタルゲイン、これらですね。

ただ、FIREするにおいて、これらは実はキャッシュフローではなかったんです。一般にキャッシュフローと言われているこれらがもたらすものは、投資ポートフォリオ、そして投資用口座の中での資産比率の変化であり、キャッシュフローではない。

では、何がキャッシュフローなのか。FIREに向かうのであれば生活費用口座と複数の投資用口座は明確に分けて管理することになるでしょう。この複数の投資用口座のキャッシュを生活費用口座に振込・振替して始めて発生するもの。この生活費用口座にまでたどり着いたキャッシュこそが、真のキャッシュフローなのです。投資用口座の中でいくらキャッシュがあろうが、これは投資におけるキャッシュポジションであり、投資ポートフォリオ内のキャッシュのウェイトでしかないのです。

この考えに行きつき、実際に口座の資金の動きを馴染ませるのに3年程の月日を要しました。次の記事でも図で表しています。

真のキャッシュフローをだす。実際の口座の資金の流れがこれに馴染んだ時、FIREの決断ができました。なので、このようなスキルも必要ということなんだと思ってます。

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