起きてほしくないけど住居系ワンルームの不動産投資をしているといつかは起こる孤独死。対応完了したのちに、まとめを掲載しようかと思っていたのですが、記憶が薄れていくし、対応を進めていく中で感情が変わっていく。
ということで、何やったかとか感情がどのように変化したというのを忘れてしまう前に、現在進行形で掲載しています。
前回は初動までの経緯について記載しました。今回は初動当日の、現地についてからの話です。
現場に到着
電車に乗って20分、それから徒歩5分で現場に到着です。救急、消防、警察、病院関係者と各車両が既に集結しておりました。ものものしすぎる。
マンションのオーナーです。鍵持ってます。開くかどうかはわかりませんが。
開けますか?
警察官の方に確認して、キーをさすと、「ガチャ」と開きました。そりゃそうか。
いろんな方が中に入っていく。共有部の廊下にいたのですが、室内の話し声が聞こえてくるではないですか。「いる」とか、「倒れてる」とか、「死後硬直がどうとか」。。。
そうですか、心の中で言いました。「安らかなお眠りをお祈りいたします。」
本人発見後
救急と消防はすぐに帰り、警察と病院関係者と私が残りました。事情徴収なのか、警察官の方に色々聞かれました。
ご勤務先は?
個人投資家なのでそういうのは無いです。
警察官に怪訝な顔をされました。なんか変なこと言ってるか?
会社も運営しているので、それが勤務先ということで良いですか?
そしたら、会社経営者という属性になりました。一般的にはそのように言わないと通じないものなのか。その後も会社名とか住所とか基本的なことを聞かれました。賃借人さんの本人確認のため、顔を確認できるかと聞かれましたが。顔は知らないのでそれはできないと答えると、次は病院関係者の方と話をし、病院関係者の方が顔をご存知ということで確認されていました。
そうこうしているうちに、刑事さんが来て、その後、警察官さんに鍵を渡して帰宅しました。もう居てもしょうがないですからね。
ここまででの感情
この段階の感情は、「残念だけどダメだったか、安らかなお眠りをお祈りいたします。」という感じです。パンドラの箱が開いたことに気づかぬままに。
ここまででどのように感情が変化していったかは次の通りです。
- 第1話:入居者さん無事だろうか。無事ならよいし倒れてたとしても助かる命なら助かってほしい
- 第2話(今回):残念だけどダメだったか、安らかなお眠りをお祈りいたします。
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孤独死リスクについては次の記事にも記載しています。
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