会社員であることの方が普通ではない世界

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20戸ぐらい区分マンションを持っているんですが、購入前には当然に管理組合の管理状況を確認します。現地での確認のみでなく、修繕積立金がどれだけ溜まっているかとか、修繕履歴とか、滞納状況とかも当然確認します。

資産形成期は全速力で投資をしていました。現金はほとんど持たずに、有り金のほとんどを投資にしてたんです。急いで投資をしていたため、20戸の中には壊滅的までとは言わないまでも、財務状況があまり良くない物件もあります。管理組合の財務状況が良くない場合は、そこも見込んで売買価格が折り合えばそれでよいという考えの元に、そのような物件も購入してきましたが、改善すべく手を入れることに。

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何で財務状況が良くないのか

そのような物件、売却時の価格のためとか修繕積立金を引き上げられないためとかのために、財務状況を改善できないものかと理事会メンバになり活動をしているんですが、いいようにやられてるようです。管理会社に。

管理組合が管理会社に言われるままになっていたら、そりゃあそうなります。ということで、とある工事の見積もりを管理会社がだしてきたので、本当かと思い私も暮らしのマーケット経由で見積もりをとりました。そうしたところ、来ていただいた業者さん曰く。

「その工事しても意味ないですよ。」

なぬ!

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財務状況が良くなるまでは続けるか

管理会社に言われるがままだと数十万円の意味のない工事をするところでした。私がいなければ、そのままやっていたんでしょうから、そりゃあ財務状況も良くないわけだ。

そして、別の管理会社の見積もりも、過去にモツと取引のある業者さんから相見積もりとったら、管理会社の見積もりが約20%高かったという結果に。

区分ファミリーの場合は外部居住者が理事会メンバになれないというものもあるのですが、売却時の価格への影響は区分ワンルームより大きくなるため、総会で規約改定をすれば理事やりますと言って、進めています。ファミリータイプでも理事会メンバのなり手はあまりいないため喜ばれます。

管理に特に問題が無いマンションでも理事会メンバになっているのですが、区分ワンルームの場合はメンバは主に投資家になります。会社員では出会わない色々な人がいて、面白いものです。それこそFIREは珍しいものでもなんでもないですね。会社員時代に理事会メンバになった物件で、「普段何してるの?」と聞かれたので、会社員と答えたことがありますが、逆にビックリされました。会社員であることの方が普通ではない世界です。

コロナが落ち着いて飲み会できる日が来るのが楽しみです。

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