JR川崎駅の東口から堀之内という場所に向かって徒歩5分ほど歩くと、複数のラブホテルが見えてきます。さらに歩みを進めると多くの特殊浴場の風俗店、一般にソープランドと言われているんでしょうか、これがあることはこの地域をご存知の方にとっては良く知るところです。ただ、このような場所にも区分ワンルームマンションがあるものなんです。この地域もたくさん建ってます。
この地域の販売情報を見て良さそうな物件だと思った場合に、現地に行く道程で多くの男性店員に声をかけられ、たどり着くことになります。投資をする上での数字、すなわち定量評価は良かったとして、定性的にさあどうしたものかと考えることになったのは6年程前の話です。
現地確認の重要性
この物件、川崎駅から徒歩7～10分程でathomeかなんかで見つけました。掲載された情報で表面利回りが12%近く。2015年当時のマーケットでも安いと感じるような物件でした。当時は会社員でしたが、たまたま休暇をとっていた日で、ポータルサイトに掲載された当日に現地確認できました。
駅から歩いて特殊浴場の風俗店ばかりじゃないかと思いながら歩いていると、その物件は佇んでいました。
物件の前、風俗店。
後、風俗店。
右、風俗店。
左、風俗店。
四方が風俗店。何なら風俗店で八方ふさがり。
なんじゃこりゃと思いながら、いつものようにゴミ捨て場等を確認して、建物とその管理状態は許容範囲だなと、あとは入居付けどうなのかということで、集合ポストや建物ベランダ等を外から確認。満室か1部屋空いてるかぐらいで、入居率も全く問題なかったと記憶しています。
このような場所でも不思議なもんで周りには他にもワンルームマンションだったりアパートだったりが複数あります。区分ファミリーまであるんですよね。なのでそれらの物件の入居状況もチェックです。
そして、この辺りって入居率良いのねってことに。
念のため更なる確認
手土産を買って当該地域のなじみの賃貸不動産業者さんに立ち寄り、この物件周辺の賃貸付について話をすることに。話した感じでは特に苦戦を強いられるようでもない。
そんなもんなのか。
話を戻しまして、不動産屋に寄って帰ってからネット上で調べられる情報でも確認して、これはイケるなと確信となりました。ということで建物全体の修繕履歴とか修繕積立金とかを確認して、指値して買付となります。そして30分後ぐらいにOKの返事があり、嬉しい結果となりました。
運がよかった
会社員でしたが、たまたま有給休暇をとっていた日で、運よく取得できた物件と言えます。今は市場価格が高くなりましたが、そんな中でもポット出た物件をとり逃さないように、毎日のポータルサイト確認は欠かさないようにしています。
ここ10年、利回りは下がり続けていますが買い続けています。
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