起きてほしくないけど住居系ワンルームの不動産投資をしているといつかは起こる孤独死。対応完了したのちに、まとめを掲載しようかと思っていたのですが、記憶が薄れていくし、対応を進めていく中で感情が変わっていく。
ということで、何やったかとか感情がどのように変化したというのを忘れてしまう前に、現在進行形で掲載しています。
前回は孤独死保険の内容を勘違いしていた馬鹿な俺についてでした、今回は3か月後にやることの話です。
なお、これまでの話は次の通り。
- 第1話:それは一本の電話から始まった
- 第2話:安らかなお眠りをお祈りいたします
- 第3話:んっ、誰が部屋の処置をするんだ?
- 第4話:開いていたパンドラの箱を知る
- 第5話:この賃借人、ふざけんな!!!
- 第6話:保証契約の意味ないやん
- 第7話:頼んます!
- 第8話:馬鹿な俺
- 第9話(今回):逃がさんぞ!
相続人を探す
私の部屋に対し、ゴミ屋敷にした挙句にユニットバスを壊していなくなった生活保護のこの賃借人、区役所の方と話している中で、どうやら相続人はいるというのが感じとれています。そして、その相続人と区役所の方が話したところ、相続人からは「ほっとけ、連絡してくれるな」みたいなことを言われたとのことです。
ちょっと、家族関係がどのようになっているか、それはわからないんですが、相続人がいることが保証会社の保証の条件。当件、100万円以上の対応費用が掛かっています。相続の状況を確認することで100万円のうち、15万円は保証会社によって保証されます。
ということで、相続の状況は如何にと。
必要書類を取得する
横浜市の区役所にいき、賃借人の住民票を本籍入りで取得。本籍は横浜だろうと思いこんでいたのですが、横須賀。電車で横須賀に行き、戸籍謄本と附票を取得しました。郵送でやりとりするかとも思ったのですが、戸籍を遡るというのもあるのと早く決着をつけたいというのがあるので、横須賀なら行った方がよいかなと。
戸籍謄本を見て、この者たちが相続人であり、区役所の方はこの者たちの誰かと話したのだろうと考えます。そして、 区役所の方と話したのは、おそらくこの者に違いない、というのも強く感じます。
この日はここまでで時間切れ。続きは翌営業日に行うこととして、かなり久方ぶりの横須賀を後にしました。行き帰りの途中で、リノベーション中の当件の物件に通りかかったので、職人さん達への挨拶と壊わされたユニットバスが修繕されていることの確認をしてきました。
ユニットバス、直ってよかった。そして職人さんの一言。
「大変ですね。オーナー。」
、、、
そうなんです。
ここまででの感情
この段階の感情は「やっぱり迷惑だな、しかし逃がさんぞ!」です。
ここまででどのように感情が変化していったかは次の通りです。
- 第1話:入居者さん無事だろうか。無事ならよいし倒れてたとしても助かる命なら助かってほしい
- 第2話:残念だけどダメだったか、安らかなお眠りをお祈りいたします。
- 第3話:亡くなったのは残念だ。けど片付けは面倒だな。
- 第4話:かなり迷惑だな & 頼むぞ保険!
- 第5話:この賃借人、ふざけんな!!!
- 第6話:頼りは保険のみか。孤独死保険に加入しておいて本当によかった。
- 第7話:保険代理店のご担当の方、いつもありがとうございます。感謝してます。
- 第8話:馬鹿な俺。
- 第9話(今回):やっぱり迷惑だな、しかし逃がさんぞ!
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