月額22万円と月額36万円、生活費の話をするときにこのような数字がよくでてきますね。そしてこれは持ち家の場合なので、賃貸だともっと上がります。しかも、持ち家でも月額22万円だと4万円の不足とのこと。月26万円いるのか。
これはあくまで平均的、一般的な話なので参考に留めることにはなりますが、会社員を辞めるにあたり、一つの指標とすることもできますよね、というのが今回の話です。
FIRE後の生活費、年金生活者の話は参考になる
FIREに関する情報、今は多くなってきましたが5年ほど前はあまり見られませんでした。なので何を参考にするかというと、私の場合は定年退職を迎える方に向けて書かれた書籍もその一部となっていました。30歳代半ばころ、50歳代の会社員向けに書かれた書籍を多く読んでいたんです。リタイアの準備がどうのこうのとか、老後資金がどうのこうのというような。
前述の月額22万円は平均で4万円不足、豊かに暮らすには月額36万円、老後の話で持ち家が前提ですがFIREとも通ずるものがあります。会社員を辞めて不労所得や資産で生活していくというのは同じです。強制的に会社員終了なのか、自主的に会社員終了なのか、そこは大きく違いますけど。
純資産5000万円は月額22万円を生みだすのか
5000万円を投資して月額22万円をえる、税引後でとなるとペーパーアセットで年率6.7%となります。NISAの600万円を使い切ったとして6.4%。他に所得が無くて総合課税にすれば1%程少なくても良いでしょう。ペーパーアセット、不動産や太陽光、暗号資産などの所得の構成により変わってきますが、社会保険料も考慮する必要があります。
こうなってくると生活費が税引・社会保険料後で月額22万円だとして純資産5000万円だと、工夫が必要になってきます。
純資産5000万円以下で辞めている方もたくさんいる
統計で確認できれば良いんですが、現状ではデータが見受けられないので事例での確認にとどまりますが、事例は手に入りますね。好きな番組でABEMAのアベプラがあるんですが、ここにも工夫をすることで資産4000万円でFIREという方が出演されてたのは、こちらの記事に記載の通りです。
工夫をすれば4000万円でもいけるんですね。
他にも3000万円とか5000万円とかチラホラ見かけます。最近はWEBや雑誌、書籍等で情報があふれているので、参考にすべく探してみても良いでしょう。その際に、子がいるいない、過度な節約をしているしていない、生活費(娯楽のための費用を稼ぐことも含める)のための仕事をしているしていない、その辺りは自身がどうしたいのかということ意識して見るのも良いかと思います。ちなみに、私の場合は、次の通りです。
- 子がいる(2人)
- 過度な節約をしていない
- 生活費のための仕事をしていない
子に関しては最重要パラメーターですね。これがFIREの難易度を大きく変えます。自分1人だと月額22万円ですが、子が1人となると44万円です。2人だと66万円です。妻も入れて88万円です。平均、中流層の生活費ということではそういうことです。老人1人の生活費と子供1人の生活費では教育費によっては子供の方がかかるでしょう。
ただし、これは生活費の話なだけで子は良いですよ。モツ家の場合は、子が2人いて大変幸せです。何年も不妊治療をしたんですが、子が2人誕生して大変にありがたいと感じながら日々を過ごしてます。
ということで、平均的な老後資金である月額22万円、年間で264万円、ここも一つの指標として考えるのもありなのでは、という話でした。
↓資産4000万円で会社員を辞めれる話です
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