昨日に引き続き、不労所得で生活する方法についてです。昨日は生活費を給与所得からという状態から、段階を踏んで生活費は不労所得からという状態に移行する方法についてでした。
今回は、実際に生活費として支払うお金を、どのように創出するかについてです。なお、前回の記事についてはこちらです。
資産から得た利益を生活費に使うスキルというものがいる
長期投資をしていてある程度の資産形成を達成できた。そのような方はインカムゲインやキャピタルゲインを得た時に、その全て、もしくはほとんどを再投資に回してきたのではないでしょうか。素晴らしいことです。
しかし、これを続けているだけで投資からの収益のみで生活していくという状態になれるでしょうか。私モツの場合は投資からの収益のみで生活していくためには、新たな能力が必要だという考えに至りました。
投資をしてきて資産はできてきたとして、その資産所得を生活費に使う。給与所得の喪失を受け入れる。その難易度たるや中々に凄まじい。
資産から得た利益をさらなる投資に回す、それは続けてきてきたとして、資産から得た利益を生活費に使うというのは全く別のスキルなんですよね。
消費者と投資家、それぞれでお金を管理する
私モツの場合は消費者としてお金を使うという意識と、投資家としてお金を管理するという意識、この2つを持つことで解決できました。
モツ家のみがもつ架空のプライベートアセットファンドである、モツファンドというものがモツの意識の中に登場します。そして口座の種類も、消費者として使う生活費用の口座と、投資家として使う投資用の口座および納税用の口座、大きく3種類に分けて管理することとなります。
次の図のような意識です。
図を説明しますと、消費者モツはモツファンドという架空のプライベートアセットファンドをもっていて、モツファンドからは消費者モツに分配金をだします。投資家モツはモツファンドを運営しており、投資活動の中で各種資産への投資を通じてインカムやキャピタルを得たり、納税したりしています。
モツファンドの中でどれだけ現金があろうと、それは消費者モツには関係ありません。モツファンドから消費者モツに分配金がでて、始めてそれは生活費として使えるものとなる、ということになっています。
このような意識の持ち方、口座の分け方をすることで、投資からの収益を生活費として使うことができるようになっていきました。この辺りは各人、試行錯誤のうえで自身に合った考えに行きつくものなんでしょう。私の場合はこのような事になったということです。
なお、タイトルは不労所得としましたが、不労所得という言い方は違和感満載なので、資産所得や長期投資所得等の別の表現が広まれば良いですね。
↓不労所得生活、段階的にそれに移行する方法です。
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