会社員を辞める前にやることとというのがあります。FIRE、起業、独立、いずれにも共通するようなことです。創業支援事業を使って法人を設立、年金などの差押禁止財産系の制度の理解と使うための準備、ここまでが先日までに記載したことです。
今回は社会保険である健康保険と厚生年金、既に法人設立して登記が完了しているのであれば、会社員を辞める前に準備ができるでしょう。
ということで、会社員を辞める前にやる事(社会保険編)、について。
健康保険+厚生年金
健康保険と年金は3パターンから選択することになりますが、設立した法人のものを使いましょう。年金事務所で手続きします。法人から個人への報酬は、会社員の退職日の翌日分から発生させます。私の場合は会社員をしながら法人設立ができませんでしたので、ちょっとイレギュラーになりましたが、どのようにやったかは次の記事の通り。3パターンの選び方とともに記載しています。
さて、報酬はいくらにするのかということになります。ミニマムだと給与所得控除も考慮して月額4万6千円程でしょう。可能な限り少なくという事なら2万3千円程ですが、正確な金額は自治体により異なりますし毎年微妙に変わります。会社員辞めた後の法人の収入が不透明なのであれば、会社設立時の出資金を多めに出しておいて、そこから月5万を出すようにしておけばよいでしょう。私はそのようにしましたが、次年度からはもう少し増やしても良いかなと考えたりもします。
法人の銀行口座開設
社会保険料の支払いもありますし、法人の銀行口座開設は必須ですね。口座振替にしておかないと、毎月とてつもなく面倒なことになります。最近の銀行は法人業務を扱う支店が減ってきたでしょうか。私のメインバンクの近所の支店では、個人の業務の取り扱いのみに縮小されました。
ちなみに私の場合、法人口座の開設は住信SBI銀行で良いだろうと申し込んだら、口座開設できませんでした。口座開設できないの? となりましたが、個人とその事業でメインバンクとして利用している銀行に申し込んだら開設できました。
しかし住信SBI銀行、なんだったんだろうか。会社の所在地が自宅だったからなのか、個人でSBIに持つ口座の残高等からなのか。今となればどうでもいい話ではあります。
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