投資で不労所得が生活費を上回り会社員を辞める。いずれ不労所得では無いと気づくでしょうが、不労所得という事にしておきましょう。
この 不労所得 > 生活費 の状態、これで会社員を辞めれるのか、気を付けた方がよいですね。どのような投資法にも言えるでしょうが、今回は不動産投資の話です。
ということで、不労所得 > 生活費 だけで会社員を辞めてはいけない、について。
将来のキャッシュフローの減少に備える
不動産投資の場合は会社員を辞める前に属性で融資がつけられるだけ限界まで買う。そのような方には会うことがありますし、私自身も会社員を辞める前の1年程の間に会社員属性で限界までというのとは異なりますが、4棟の築古アパートを融資を受けて購入しました。
そうやって辞めることができるのは良いんですが、このような事をした場合には数年後に困ったことが起こります。このようなことをやるのであれば、事前に起こることを認識し、その対処をどのようにするのかということを織り込んでおく必要があるでしょう。特に減価償却費。
先の通り、私自身がそうなのですが、減価償却費が一気に減ります。これによりキャッシュフローが一気に減ります。2020年に4棟の築古アパートを購入した私、2024年からその影響が出始め、2025年からは所得が急増します。会社員時代の給与所得を上回る不動産所得になり、税金が急増です。
会社員を辞める前に、ここへの対策をしておかないと取り返しがつかないことになりかねません。さて、どうするか。
キャッシュフロー減少への対策は
キャッシュフローが減少して生活費が不労所得を上回る状態になると、変に節約したり生活できなくなったりしてしまいます。それは嫌だということで、対策をすることになるんですが、次のような手が打てるでしょう。
- 追加投資を続ける
- 純資産 > 生涯生活費 の状態になっておく
追加投資を続けキャッシュフローを増やし、純資産(資産を現金化する時の税や手数料等を差し引く、年金などを含める)が生涯生活費を上回る状態にしておく。これが何のことを言っているかは、こちらの通りなんですが、減価償却が切れる前にこれらをやっておき、減価償却切れに備えます。私はそうしています。
融資の繰上返済というのも手としてはあるんでしょうが、金利にもよるかもしれませんが、投資全体のリターンを押し下げる要因にもなるので、これを使うかは人によりますかね。私は、今のところ予定はしていません。
会社員を辞める前に、短期間で一気に物件を増やすことを考えている場合は、この辺りも考慮しておきたいですね。
↓純資産 > 生涯生活費 はどのような状態か、という話です。
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