どうやら一気に5戸分の賃料が無くなりそうです。月額約40万円分となり、私の規模ですと中々のインパクトになります。
単純に退去して空室になる分にはまだよいんですが、そういう訳では無いものが5戸中、3戸となります。何やら去年の孤独死ゴミ屋敷から、毎年のように、何回も試練が舞い込みます。手間がかかり、お金もかかる。
ということで、一気に5戸が、、、何が起こったのか、について。
滞納3戸の対応
現在42戸あるんですが、そのうち3戸が滞納状態です。そして、その状態は改善されるどころかますますひどい状態になってきています。
1戸目は2か月滞納です。賃貸借契約で2か月分の滞納で退去となっています。なので退去させます。事務所として使われており、利用頻度もそれ程でもなさそうなので、室内の状況についてはあまり心配していません。また、保証会社がついていて、保証会社が退去させる手続きのほとんどをやってくれるので、手間や金銭的な被害は通常の退去とあまり変わらないものと考えています。
2戸目は自主的に退去を言ってきました。2か月分を滞納している状態です。保証会社はついているんですが、未払賃料は退去後に補償される予定です。しかし、恐ろしいのは部屋の状態。過去の経緯を鑑みるに、荒らされている気しかしません。保証会社の補償には原状回復が含まれていませんでした。おそらく私の持ち出しという事になります。保証会社がついていても、内容にも気を配る必要があるということですね。
3戸目は2か月滞納です。保証会社がついていません。そして、資産の無いであろう高齢者。やっかいです。長年の入居者で相場より賃料が高く、リスクとリターンが上がっている状態だと認識がありました。自己の負担にて契約途中から保証会社に加入すべき状態であった事を改めて思い知ります。あと1か月の滞納で退去させますが、その手続きを司法書士などに頼むと、未回収の賃料以上のコストがかかってしまいます。なので、手間をかけて自分でやるかどうかの判断になります。
滞納対応、不誠実な者のせいで、オーナーがお金を受け取れなかったり支払ったり、オーナーが手間をかけることになったり、不動産投資のキツイ面ですね。昨年は孤独死があり、今年は滞納賃料や原状回復費を相続人に請求するというのをやっているんですが、最近は簡易裁判所との直接のやりとりが増えてきています。人口ピラミッドの第1の山の消失の過程で、今後はますます増えていくんでしょう。
2戸は通常の退去
5戸中の2戸は通常の退去です。1戸は普通のワンルームで原状回復をして募集中です。1戸は店舗で、契約で退去予告が3か月前までとなっており、約3か月後に退去になります。3か月後の店舗の賃貸付の状況はどうかというところです。
簡易裁判所とのやりとり
孤独死の滞納賃料等を相続人に請求するために、簡易裁判所に支払督促の申し立てをしました。書類の書き方等に不備があったようで、簡易裁判所の書記官の方から電話があったんですが、かなり丁寧にご対応いただき驚きましたね。今後も利用することが増えてきそうなので、今回の一連の手続きを経て慣れておくことにします。
↓孤独死があってこうなったという話です。
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