お金持ちになりたい、どうやったらお金持ちになれるのか、そのようなことを思う方々もいることでしょう。では、お金持ちとは何なのか、金融資産1億円とか年収3000万円とかが富裕層と言っている研究機関もあります。5億円以上だと超がついてきて、超富裕層と定義されています。本当かよ、とか思いますが、一般的に見るとそうなんだと私自身も認識しています。年収3000万円も同様です。
しかしながら私の感覚に照らし合わせるとどうかというと、資産1億円がお金持ちとは思えませんし、年収3000万円も同様です。では、いくらあればお金持ちなのか。このように考えるようでは一生お金に関して成りたい状態には成れないのでしょう。この辺りが肝ですかね。
ということで、お金持ちに成るにはどうすればよいのか、について。
本当にお金持ちに成りたいのか
お金持ちに成るにはどうすればよいのか、お金のことに気付きだした最初のころはそのように思っていました。が、やがてそれは何か違うなという事に気付くことになります。
お金持ちは何か違う、では何なのか、それはFI、Financial Independenceということでした。15年以上前の当時はそのような言葉はありませんでしたが、今ではFIと表現できます。なお、最近見る、FIREだといってケチケチ生活するの、リーンFIREって評論しているのも見かけますが、これは違います。自身にとって不自由なく消費ができて、使いどころではガツッと使うバージョンのやつです。
ケチケチ生活するのが好きでやるのは、それはそれで良いと思いますが、ギリギリのケチケチ生活がFIとかけ離れているのは想像に難くないでしょう。
ではFIとはどのような状態なのか。それは、誰かが言う、いくらあればというのではなく、己の中での定義という事になります。そして、それはいくらなのかというのではなく、どのように生きていきたいのか、から入っていき、その為にはいくらなのか、ということになっていきます。
では、それをどうやって発見するのか。
自身で定義する
日本人の多くは、誕生した時から他人が引いたレールに乗って生きていきます。大人になってもそのレールに乗り続け、やがて死を迎えるという方も多いのでしょう。
字ずらで書くとこのようなことで、実は多くの人々が知っている事なのでしょう。レールに乗った人生、他人に決められたフォーマットを生きる人生、これも良いのかもしれませんが、ここに疑問を持つことが、本当の生き方を発見するために歩みを始めるキッカケの一つ、今はそのように思います。ただ知っていることと、知ったうえで自身で考え行動をすることには、大きな隔たりがあります。知っているだけでは意味がありませんので。
幸いにもと言ってよいのか、余計なことに気付いたと言ってよいのか、それは立場により見方が変わるのかもしれませんが、私はこのことに気付き、そして行動ができて良かったと感じています。これらに気付きかけた当初は大変に気分が悪かったですが、目を逸らすことなく真剣に向き合うことができました。
本質を見誤るな
FIREには、年間生活費の25倍の資産とか、資産1億円とか2億円とかって数字を見かけます。数字が出るのでわかりやすいのかもしれませんが、本質がそこではないというのは、途中まで一般的なレールに乗っていたものの、自らそのレールを抜けたFI達成者たちの皆が認識している事でしょう。
最終的に数字にはなるんですが、それは結果的なもの。FIはその気があれば多くの方に可能性があるものでしょう。
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