プレジデントって読み物あるじゃないですか。私は現在43歳なんですが、20代の頃にこれを読んでいた時に、とある方のコメントで次のような記載がありました。
「今後の人生では資産を減らしていく。」
20代の当時は何のことを言っているのか全く理解ができず、一方で印象に残ったのを思い出します。そして、当時はこの意味を理解する能力が無かったのだと、今はわかります。
資産を減らす、それも意図的に、果たしてこれはどういうことなのか。
ということで、資産を減らしたいだと!!、について。
先日富裕層と話をして
一般的に富裕層と思われるような方々、私の場合は60歳以上のそのような男性と話すことがよくあります。今週も話す機会があったのですが、その時に次のようなことを言っていました。
「子に資産を残すつもりはない。」
ここで、冒頭のプレジデントのコメントを思い出すことになったのです。先日私が話した富裕層のこの方、子が3人いるということですが、以前は資産を残そうと考えていたようです。しかしながら、どうやら子たちが勝手に、この資産は自分のものだとか、それぞれが主張をし始めたとのこと。親としては、自身の意思として配分するならともかく、勝手に主張するなというのは最もな事です。よって、「子に資産を残すつもりはない。」という考えに至ったとのこと。
お金が無いとお金が無いと言い、資産があるとその使い方を考える。お金において、どのような状態にあっても悩みはあるということでしょうか。私自身も悩んでいるとは思ってませんが、何やら色々と考えます。
死ぬまでの資産の使い方
人は死ぬんですが、死んだら資産があろうがなかろうが自身にとっては関係ないのかもしれません。なので、死ぬまでに資産を使うという考え方もあります。先の方も含めて、何名かの富裕層の高齢者の方々に資産をどのようにすると考えているのか、と聞いたことがあるんですが、明確にどうというのは1名だけでした。
どうも色々な方と話をし考えてみると、自身の事において、このようなことを考えるのは無粋な気がしてきました。一方で、子たちに混乱が起きないようにしておきたいというのもあります。
最適なポートフォリオ
子育て中の今はキャッシュフローが必要なので、私クラスの資産ではキャッシュフロー面で優秀な投資、不動産投資が欠かせません。しかしながら、第一子が自らで収入を生み、第二子もそのような状態になる、その過程の中でキャッシュフローを減らしていくということが可能になると考えています。
資産を残して死ぬようなことがあれば、死後の面倒を避けるためにもインデックスファンド一本、もしくは現金でというのが良い気がしてきました。仮に資産を残して死んで、税金でいくら取られても、そもそも子に資産を残すつもりがなければ一緒です。
死ぬまで資産を増やし続けるんだろうと思っていましたが、最近は違う考えも出てきたという話でした。
↓資産が増え続けることを想定する話です。
↓死ぬまでの生活費についてです。
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