不労所得いくらで会社員を辞められるのか

精神の自由、時間の自由、これらを手にするために会社員を辞めたいと考え、投資をしている方もいるでしょう。私の場合はそうでした。

でと、投資で不労所得、不労ではないんで資産所得と言った方がしっくりきますが、世間的には不労所得、これがいくらあれば会社員を辞められるのか。

ということで、不労所得いくらで会社員を辞められるのか、について。

いくらの不労所得があればよいのか

会社員を辞めるためには、いくらの不労所得があればよいのか、これは人によります。家族構成や年齢、年金や退職金などにも左右されるでしょう。しかしながら、ザックリと言い切ると年200万円～300万円、月にすると約20万円、税・社会保険料を支払った後の手取りで月20万円ぐらいからということでしょう。内訳は次のとおりになります。

• 家賃：5万円
• 水道光熱費：1.2万円
• 通信費：0.3万円
• 食費：5万円
• その他：8.5万円

その他は1万円は家具家電などの買替や家賃の更新料等への備えの為に預貯金へ、残りは衣服や遊びに行ったりで使えます。

話がそれますが、これを書いている今、生活保護の賃借人がテレビを買い替えたのか、修理したのだかして、今月の家賃が払えない、どうしたらよいか、と言ってきたのを思い出しました。家賃を払うために受け取っているお金を勝手に何に使ってんだ、と説教することになりましたが。

話を戻しまして、借金の無い持ち家だと、家賃5万円の代わりに固定資産税や将来の修繕費の備え、分譲マンションだとそれに加えて菅積となります。持ち家 vs 賃貸ではないですが、どちらであってもたいして変わらんでしょう。

家族人数分の不労所得

上記の月20万円は1人の場合です。なので、これに家族の人数をかけます。よって、配偶者と子2人だと次のとおりとなります。

月20万円　×　4人　＝　月80万円

4人世帯の場合はザックリと月80万円、これが目指すところとなります。よく聞く年1000万円とか、月100万円とかがありますが、年1000万円がこのイメージですかね。不労所得は毎月ピッタリ100万円にはなりませんし、月で見るとプラス200万円とか、それ以上の月もあれば、マイナスになる月もありますから。

削れるところがでてくる

4人世帯の場合、賃料月額1人5万円ですので、20万円となります。食費も1人月5万円なので、20万円となります。水道光熱費や通信費もですが、4人でまとまって暮らしていると、これらは少なくなりますので、減らしたい場合は減らせますね。遊び等で1人月8.5万円ありますが、これも子の教育にいくらかけるのか、どれぐらい外出や旅行をするのか、等によるんで減らすこともできるでしょう。

この辺りは各人の考えもあるでしょうが、むしろ増やすことも選択肢として、色々と妄想してみましょう。私がそうでした。